OMORI 感想
"OMORI"というゲームをプレイした。適当に感想を書いていきたい。
物語の根幹にかかわるネタバレは一応隠しているけど、気にする人はブラウザバック。
話としては、あるトラウマで引きこもっていた主人公が、トラウマと向き合ったり、向き合わなかったりする。
現実世界に加えて、ヘッドスペースという世界を友達と一緒に旅していく。そんな感じ。
戦闘システムは、スタンダードなターン性のコマンドRPG。ちょっと変わってるのは、「ほのお」とか「みず」みたいなタイプが、感情によって表現されること。
ユニークだけどめっちゃわかりづらかった。結構な時間プレイしたけど、相性が飛んで、保存してた画像で確認する…って流れを何回かやった。
難易度のバランスが絶妙で、苦戦するんだけどGAMEOVERになるほどではない、っていうちょうどいい塩梅だった。
合計プレイ時間は、Steam上で41.1時間。結構長い。
起動するだけして放置している時間とかも含むけど。
- 良かったところ①:BGM
undertaleといい、なんでこの類のゲームってBGMが良いんだろう。
特にボス戦系のBGMは大体めっちゃアツくて良い。お気に入りはこれ。
World's End Valentine - song and lyrics by Omori | Spotify
- 良かったところ②:作り込み
隠しエリアとかが多い。サブクエストとかも結構多くて、実績系も充実してる。
充実しすぎてるといってもいい。実績の一つにはあるエネミーを100体倒せ。とか。
映画を見るイベントがあるんだけど、それをコンプリートする必要があって、11種類が完全ランダムで表示されるから繰り返し見なきゃいけない、とか。
流石に時間がいくらあっても足りないから途中でやめちゃったけど、ガッツリ色々な要素詰め込んでるのには愛を感じた。ストーリーだけでも全然やっていけるレベルなのに。
- 良かったところ③:ストーリー
基本的に、現実世界とヘッドスペースを行き来しながら進めていくことになるんだけど、それぞれに特色がある。
ヘッドスペースではある目的のために旅をするんだけど、基本的にファンタジー色が強い。そこらへんに居るモブ一つとっても生首だけのやつがいたり、異様にデカいやつがいたり。
ちょくちょくデカい不穏挟まれたり、終盤になるとちょっと暗めのエリアも出てくるけど、基本的には友達たちと楽しく旅をした。
対して、現実世界はとにかくリアル。かつギスギス。数年引きこもっていたからか、最初は周りとの距離も感じるし、ヘッドスペースでは仲良くしていた友達の一人もグレて仲が悪くなってる。
でも別の良さはあった。現実世界ではバラバラだったけど、みんな心のどこかではそれぞれ友達だった頃の思い出を大切にしていることがわかる描写とか、ありきたりだけど染みた。
- エンディングについて
- まとめ
結論、めっちゃ良いゲームだった。
この記事と僕の貧困な表現力では全然語り切れていないので、気になったら是非プレイしてほしい。
(ホラー要素は個人的には結構ガチ寄りのやつなので、メンタルに余裕があるときにやろう。)